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これっ・・・この表紙!
ホホが緩みっぱなしで自分の顔が気持ち悪いことになってます!
どーゆーつもりで御大がお描きになったか知りたくて、本文よりも真っ先に巻末めくったんですが・・・・・「え?」みたいなはぐらかされ方・・・。翻弄されます翻弄されます・・・・涙・・・なんて萌える絵なんだバンザイ!
前回の自分の感想がことごとく的外れで勘違いだったため、さすがに今回はあんまり深読みできず・・・というか、今回も難しい~~~~!!!!
さて、続く巻頭頁。
草スキーの方々にはたまらないカットが氾濫・・・すげえ・・・。
しかし松スキーの皆々様にもたまらない・・・てかどのまっつも可愛いすぎて
悶絶!!!
表紙の松のタートルネックが可愛すぎる。
カラーの松の瞳の色が可愛すぎる。
軍刀に手を伸ばす松のへの字の口が可愛すぎる。
15ページの松の微笑みが、草「なるほど」のあとの横顔が、草から目を外せずにいる松が・・・・・・・・
なにより無言で笑みだけの松が可愛過ぎる~~~♪
(↑どっかいっとけ!このオカン!・・・・です・・・)
草加の真意を測りかね、躊躇しつつも、差し出された軍刀に手を伸ばす角松。
思えば大/和が単独行動に移り、それをみらいが追い始め、その距離を、その間合いをジリジリと詰めていってから数時間。二人の間の距離は半丈にまで縮まったわけである。(な・・・長かった・・・)
そして、
軍刀を握る角松。(ほんとに握っちゃうところが角松らしい・・・)
二人の距離は一横指分・・・。
と、
押し倒したーーー!!!
(オカン、飛び上がったーー!失禁しそう!!)
脚を踏まれよろめく角松、
刹那、安全装置をはずす草加、
手に取った軍刀を振り上げる角松、
一瞬の間、
そして草加の銃口が火を噴いた。
息を、のむ。
(しっ・・・きん・・・・・)
殺陣を思わせる描写。
二人の緊迫感と思惑がぶつかり合う瞬間、瞬間。
リズミカルに、だが絶妙な間と二人の表情、表情が読者を捕らえる。
(すっげーー!巨匠!!!拍手拍手~!)
角松に向かって放たれた二度目の弾丸は、
しかし『外された』。
片目の見えない草加にとって、
わざと外して撃つことも危険な賭けだったかも知れない。
そして角松が握る銃も火を噴くことはなかった。
角松は握った軍刀を放ることもなかった。
この期に及んでも動じない角松。
原爆を止めることができる草加を、撃てない角松。
そして、
みらいからのミサイルを止めることができる角松を撃てない草加。
二人の行動は、
互いの真意を汲み取るようにして、
少しずつ二人の最初の思惑から逸れていく。
「貴様を殺してでも原爆を止める」といっていた角松も、
「今度は外しませんよ」といっていた草加も、
今は『そうできない』のである。
しかし・・・・。
なんかガテンが・・・・。
なんで角松が『撃たない』ことが立証できたら、みらいからのミサイル攻撃がブラフでないという確証に繋がるのかがイマイチ理解できず・・・。
だって角松が『草加を絶対撃たない』→草加を失えない→原爆を止める手段は草加を説得して起爆中止をさせる、という手段しかない、みらいのミサイル攻撃はただのブラフという立証に繋がるでしょ?
逆に角松が草加を撃った場合。
草加を失ってもかまわない→原爆起爆を阻止する手段は草加を説得する以外にもある→みらいが大和を沈めるだけのミサイル発射を有するのは事実。
・・・となりません?(違う?また私勘違いしてる?)
なんか、もうちょっと判りやすい、納得しやすい描写が欲しかったかも。
航跡タイトルからしても、
角松が『自分が撃たれても草加が自ら起爆装置を解除する道を捨てない』という描写を描きたかったのは判るんですけど、ね。
そして二人の間に、米艦隊が遠慮なく立ち入り始める。
低空飛行しても艦砲射撃が見られないことから、大和が無人走行を始めている事を判断した偵察機が、アイオワへ打電する。ニヤリと笑うみっちゃん。
なんで笑ったのかようわからんが、
まじで一斉放火する気なんかいな・・・・・?
日本の主力艦隊の花形を沈めれたら勲章モノだろうからね。きっとノッポンジンは皆敵前逃亡したんだろう、簡単じゃん♪みたいな・・・・だとしたらすんごい司令官すね。
みっちゃんをカーネルがどうやって誘導して説得して行動変移させるかが見所になりそう?
さて、
私には?なままでも(笑)角松の脅しがブラフでないと確信した草加。
みらいのミサイルが飛んでくるのは2時間後か、10分後か?
草加は形勢逆転を悟ったのか?
それとも逆手に取る手段を思いたったのか?
前回も書いたがせっかくの原爆が日の目を見ぬまま葬り去られるのだけは避けたいはず。起爆装置に手を伸ばす草加、次週はどう動くのであろうか?
(やっぱり判らない・・・・・・)