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ここにきて、初めて、草加も口にしたコトバ。
「もはやここまでか・・・・」
負傷した傷口からとめどなく血が滴り落ちる。
気力も体力も限界に近く、草加は思わず『終り』を覚悟してしまうのだった。
その目に、救命筏が映る。
(前回のあの疑問の一コマは、コレに繋がるのですね!なるほど!)
「いや、まだ終わっていない」
草加は立ち上がり、よろめきながらも、倒れながらも、気力を振り絞って救命ボートを引きずるのだった。
救命筏か~・・・これがキーワードになるんだろうけど、思いつかない。
なんだろう、唯一の道って。
78.79ページはマジで心臓止まるね。
「ひっ!」ってなったね!
いや、偶然レジで買う時にチラ見してしまって、そんときから心臓バクバクになってたんですが。嫌な汗がいっぱい出ちゃって自分がくさいんですが(笑!
弾倉が誘爆しているため、カーネルたちは左舷後方からの接舷を試みる。
それを感知したみらいは、これを阻止すべく砲戦の構え。
カーネルたちが移乗し、万が一原爆が米に渡ってはならないからだった。
大和とともに原爆を沈める、その意志をあくまで貫き通そうとするみらい(というか、桐野)
幸いにも草加と角松がいるのは右舷。
みらいからの直接の攻撃と、米の応戦による危険の可能性は低くなる。
その角松は、スピードを落さず走る大和からの造波に必死に抵抗していた。
激しい引き波が角松を激しく打ち、大和から引き剥がす。掴まっていた梯子から離れた手。しかし再び海面に現れ、彼の手は大和の船体をかいて離れまいとするのだった。そのしぶとさを、あきらめの悪さを、我々に見せ付ける。
そしてあがく角松は、ついに脱出口に人影を見る。
「くさか」と呼ぼうとして、思わずコトバが波に消えた。
草加の傷ついた姿と、その気迫に。
・・・絶句する。
ボートとともに草加が飛び込む。
角松がかじり付いている場所まで、あっという間に引き波がボートを押し流した。
二人は再び互いに辿り着く。
それぞれの可能性を、ボートが繋ぐ。
左舷と右舷で展開されるものが、次号一箇所で繋がるのだろうか?
ウェーキの影響を受けて、ボートは大和から離れ、たちまち後方へと押し流されていくだろう。
手負いの草加が、救命ボートを使って出来ることを考えてみたがなかなか思いつかない。
もし、草加がボートを漕いで米艦隊に近づくつもりならば、ボートはみらいからの砲戦に巻き込まれる可能性が出てくる。これはかなり危険だ!
逆にみらいは、この一隻のボートを発見した場合、その『可能性』を考えてさすがに砲戦が出来なくなるのではないか?また躊躇描写が入るのか?(レーダーでボートは確認できる模様)
ただし、砲戦に集中しなければならないみらいが、大和から小さなボートが脱出したのを発見できるものだろうか?という疑問もある。
角松は草加の行動を阻止するばかりと思うので、米からも、大和からも、草加を遠ざけるための行動をすると思うのよね。
文字通り三つ巴。
原爆の爆発が先か、大和の沈没が先か。
(しつこいようですがハープーンミサイルはどうなったの?)
どうにもこうにも二人が「!」ってなった78.79ページと、最後のページが萌燃えすぎて大火災になりそうです!さらに妄想の嵐です!大火災で嵐!
妄想でわが身が押しつぶされそうです!
二人のシンクロ描写がとんでもないです!
一緒に斃れて一緒に復活したーー!
そんでついに同じとこ(左側頭部)怪我したし!
だいたい、みらいから始まって、大和、ボートと、どこまでも『同じ船』に乗ろうとしてるところが、もはや相当強烈な『ディスティニーv』を持ってるとしか・・・・!
その演出っつうか取り計らいっつうか・・・殺傷力すげー!www
どこまで『運命の人』で『運命共同体』なんですかこの二人!・・・・・みたいな?
辿り着いたボートで血だらけになって見つめ合う二人って・・・←書いただけでジブン撃沈wwwタスケテくれーー!
あー・・・御大は毎回すごいな。
さすがドージンツブシ・・・www