(報告★本日、我がムーミン谷にて蝉の初鳴きを確認す)
結婚を間近に控えた友人が言っていたのだが、貴金属がえらい値上がりしているらしい。
マリッジリングでもてはやされるプラチナが、我々のときに比べて倍額以上するらしいのである。
数年前のプラチナリングはマリッジのセット(要するに二人分。デザイン有、宝石装飾有)で平均10万円前後だったのが、今はセットで平均20万前後するそーだ。
ノーデザインで小さいのになれば、ひとつ5万前後で済むそうだが、互いに相手の分を購入(つまり折半)とはいえ、けっこうな覚悟がいりそうだ。
余計なお世話なのだが、こんな高額な指輪が本番に控えていて、その助走ともいえるエンゲージリングを用意する余裕があるのだろうか。
万が一「あんたの給料三か月分の指輪をくれ」などと高飛車になって請求したが最後、もおそのあとの結婚生活は「お前は俺が金で買ったんだ!オマエは奴隷だ!!」などと言われかねない。恐ろしいことだ。
しかしエンゲージを渡さなかったら渡さなかったで、「いいわよ私はあなたの気持ちがあるだけで」などとおとなしく引き下がれるほど女は無欲でない。(と思う)
エンゲージを貰わなかった対価を求めるに違いないのだ。(私なら絶対やる、死ぬまで言う)怖い話だ。これはググってはいけない。
まあ今だろうが昔だろうが、「三ヶ月分」はないよな、いくらなんでも(笑)
しかし一方で、ニンプ健診と出産一時金の補助制度が、今現在すんごい優遇されている。ニンプ健診は『健診』であって『治療』ではないので保険が利かず、数年前までは情け無用で全額自己負担であった。(少なくとも我がムーミン谷では。)
それが今や、『助成券』というかたちでかなりの金額を援助してくれている。
自治体によって助成金額や給付方法(ムーミン谷のように『券』というかたちの現物支給だったり、入金だったり等)にいろいろ差があるみたいだが、毎回、超音波検査や採血なんかで5000円前後かかっていたのが、1000円ほどで済むのである。これは涙が出るほどありがたい。(納税者のみんなありがとう…って自分も納税者か)
本年度のこうせい省調査によると、全国平均で10万円前後/ニンプ一人ワンシーズン当たりを公費負担してくださってるそうだ。さらにこれに出産時の一時金(これも10万円単位で値上がりしていただいている=産院も10万単位で値上がりしてくださっている←追従するな!)が加わり、さらにいずれは子供手当てがやってくるとなると、今から産まれてくる子供たちはまさに『プラチナ扱い』ということもできる。
しかし一方で、産まれてくる子供たちは『生まれながらにして国の借金返済を背負ってる』わけで、ここまでくると何がなんだかわからなくなり、良いことなのか不幸なことなのか、もはや収拾不能で複雑怪奇な話になってくる。
ともかく、
プラチナは値上がりするが、出産の助成金がたんと出る平成22年度である。
世の中誰に操られているのか知ったことじゃないが、要するに、金は高いところから低いところに流れて、また蒸発して雨になり、高いところに戻るといった仕組みになってるのだろうか?
いやそんな単純な話なわけがない。
だから名古屋場所があんなこんなになるのであり、消費税が上がるのである。(←まだ決まってないが)
なんだか良くわからないが、家計簿が苦手な自分はぜいぜい弁当を詰めて節約し、次はいつ鰻を食べられるんだろうかと夢見るしかないんだろうなと、下唇を紫色になるまでかみ締めるのであった。
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