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↓ 「こいつめ~っv」とぐりぐりされてるクリ。
 栗は私の眼に等身大に映る。
 彼の笑顔はホントに無敵だと思う。



私信>M様:
メールをありがとうございました。
返信をしないままで申し訳ございません。
沢山の感想、本当に嬉しかったです。何度も拝読させて頂きました。
感謝を込めて・・・↑栗をupいたします。


昨晩の事。

「なにこれ・・・すげえ」

後ろで声がしたので振り返った私は仰天した。
ダンナがスケッチブック(ここに公開してる水彩画が載ってる)を捲っていた。

「ふんぎゃー!見ちゃダメーーー!!!」

スケッチブックを引ったくって慌てたが、もお後の祭り・・・・。
ダンナは呆れた表情をにじませていた。
 

「アンタ、なに目指してんの?」


長い付き合いなんで、私の数々の奇行(笑)は実の親より知ってるダンナ。
(コノ趣味についても半分くらいはカミングアウトしている)
嫌悪も軽蔑もなく、むしろ好奇心をのぞかせて笑っていた。

だが私は恥ずかしいったらない!
真っ赤になって弁解した。


「な・・・・・・なんにも目指してないよ。単なる趣味だよ。」(←本当)


スケブには『フツウの落書き』しか載せてないし、
むしろ『見ちゃっていいよ』って感じで居間に置いといたんです。
ぢゃがしかし!
やっぱこっ恥ずかしかった!(笑)


カミングアウトって葛藤そのものですよね。
言ったらラクになるんだろうか?
隠して置く方が身のため世のためなんだろうか?・・みたいな。
世の中には「趣味は何?」って聞かれて答えにくいものがありますが、
「お仕事は何?」って聞かれて、ストレートに言いにくい職業もあります。
(カミングアウトとはちょっと違いますが)

例のショッキングなテレビ番組
(この記事→http://hiyoudeck.blog.shinobi.jp/Date/20081001/1/)
の影響で読み始めたブログがあるのですが、
(けっこう有名なブログなんですね。随分前からあるようですし)
私、ハマッてしまいまして・・・・・・!
いまや夢中で読みふけってます。

かなり自分にとって衝撃的なブログでした。
どんくらい衝撃的かというと、
『皆○ゆか』がオジサンだったってことを知ったときくらい衝撃的でした・・・!
(・・・衝撃だったなあ・・・今でも衝撃波受けるわ・・・・・)

でもショッキングだけど読んでしまう。

読めば分かりますが、
作者が非常に高度で、魅力的な文章力をもっていることと、
その題材がオフレコ的な、一般世間には知られざるものであるからです。


実体験に基づいた、リアリティーあふれる事例紹介と、説得力がある読みやすい文体。
スマートだけど具体的で、タイトルと、序文からオチまで一貫したメッセージ性のある文章。
熟考された死生観、吟味された語彙。
それらひとつひとつが胸を打ち、
ただ怖いもの見たさ、好奇心で読ませるのとはまったく違う、
とても読み応えのある内容の深いブログです。

読んで笑ってしまうものもあるし、
(自分もちょっとオカシイんだと自覚してます、ハイ)
どうしようもなく切なくて、泣いて泣いて読んでしまうものもある。
愛の強さや人の優しさに、ホッコリ胸が温かくなるものもあるし、
人の儚さ、非情さに、空しくなるものもある。

私には他にも、お気に入りのブログ(一般人のね)がいくつかありますが、
ここまでタダで読んでいいのか?と思わせるようなものは無く、
ここまでくるとブログという一線を完全に越えてるというか・・・・書籍にな・・・ならないよねえ。
(内容が内容なだけに・・・)


『このブログ作者の働きぶりに比べたら、ノーベル賞って、一体なんのエライことしたっていうんだろう?』
って思います。
私にも何度か看取り、エンゼルケアの仕事をしたことがあるので、作者に一層共感をもてるのかもしれません。
(実は4番打者の異名を持つほど『あたル・ナース』だった・・・・・・涙)
死に慣れているのではなくて、遺体に対しての嫌悪感や恐怖感があまりない自分は、記事に深く共感し、感情移入してしまうのかもしれません。
そしてそういう現場特有の『負のエネルギー』が与えるものも、なんとなく理解できる。
だから作者の苦労のほんの一欠けらでも理解したいと思うのでしょう。
私だって、とんでもないものを処置中&処理中に吐気がしてきたときは、
目前のものから感情を切り離し、思考を緊急スクラムさせ、
『私は今、コスモス畑の只中にいるのだ!!』
と欺瞞で頭をいっぱいにしたものです・・・・。

仕事として、
死者との間に一線を引く一方で、割り切れないものもある。
いや、彼の死生観は、本当に共感できるのです。
きっと、誰しもが・・・。


『死は、日常のなかにある非日常』
『出産と同じく、臨終も一つとして同じものは無いが、すべての人を待ち受けているもの』
『人間は生まれてくるとき何ももって来れないけれど、死ぬときも何も持っていけない』
『無から生まれて無に還る』
という自分の価値観を、ブログを読み進めながら日々確かめています。
そしてつくづく、
見送る人のあり方しだいで、『死』とはこんなにも持つ意味を違えるのかと感じています。


よかったら、
『特殊清掃』で検索してみてください。
すぐ見つかると思います。
(探したけどわからない、教えてー!って方がいましたら拍手か何かでメッセください。
教えますよv)

ただし内容がものすごく、グロッキーです。
気をつけてくださいね。










 

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