続きに、話題のインフルワクチンについての真面目な話を追記してます。良かったら参考にされてみてくださいね。
↑友達に依頼されたイラスト・・・の線画。
触ったこともない楽器って『一体どーなってんの？』ですよね。
ディフォルメも難しいし。
うちの医院も今日から
季節性のインフル・ワクチンの接種を始めました。インフルの簡易検査受けに来る人と、健常者でワクチン接種しに来る人が院内に入り乱れる異様な光景でした。一応隔離処置とってますが、こんなの初めてです。
だって普通、季節性インフルエンザのピークは２月頃なわけです。（このピークに重なるように逆算した場合、なるべく１１月ごろ接種を受けるといいですよ。あんまり早いと抗体が切れるらしいです）
今のこの時期、例年ならインフルの患者さんはいないんですもん。
つうか忙しくて敵いませんがな！
ちなみに今日のトップニュース、新型インフルのワクチン。季節性とは型が違うので、ワクチンも違う、まったく別なものになります。
医療従事者も内科、小児科、耳鼻科の人たちが優先らしいです。私も一応対象者ですが、私んところはいつになるやら・・・・謎です。
たっくんの託（ことづて）くらい謎です（笑！
（今日は一人もインフル出なかったな・・・良かった、良かった・・・・・）
拍手くださった方、ありがとうございました！元気になりましたｖ
反応頂けるってとっても嬉しいです。
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ワクチンはウィルスをやっつける薬ではありません。
打ったからと言って、感染、発症しないとは限りません。
ワクチンというのは、病原体を無毒化したもの、つまりもとはウィルスだったものと考えてください。それを身体に打つと、それをやっつけるためにご自身の体内で『抗体』という物質がつくられます。
この抗体こそ、ウィルスやバイキンをやっつけてくれます。
つまり、ワクチンを打つ行為というのは、ワクチンから情報を得て、自分で自分の身体を守る武器を作る行為なのです。
ワクチンによって敵の陣地の設計図と兵力と戦法の情報を貰って（捕虜を得るようなもんです・・・苦笑）、自分が自分で戦うための武器を作り、迎え撃つ用意をするわけです。
自分が自分の体内で武器製造を行うもんですから、時々うまく作れないこともあります。しかも頑張って作ったのに、貰った情報の敵とは別の敵がやってきて、武器が役に立たないこともあります。武器の製造と兵士の鍛錬が足らなくて、負けてしまうこともあります。
ワクチンを打ったのにインフルにかかって酷い目に合った・・・というのは上記のような状態です。ワクチンに責任があるというより自分に・・・・ということになります（苦笑）。
もっと恐ろしいのは、弱毒化したワクチンに免疫機能が吃驚して過剰反応し、アレルギーがでたり、最悪の場合ショックを起してしまうことです。
そもそもインフルワクチンが任意接種になったのは、子どものインフルワクチン接種で脳症等の報告があったからです。ワクチンも薬です。人によっては副作用が強く出ます。両刃の刃であることを忘れてはいけないと思います。
でも、ワクチンを接種しておいたおかげでインフルにかかっても軽く済んだ人がいますし、しっかり対峙できた人もいます。
なるべくワクチンによるアレルギーを起さないようにし、貴重なワクチンを有効活用するためには、ご自身の免疫機能を万全に整えた状態で打つことが大切です。寝不足で疲れきった兵隊さん達に、いきなり新しい敵の情報を押し付けても鍛錬にはなりません。武器もうまく作れません。逆に自滅して風邪を引いてしまいます。
ワクチンを打つときは体調をしっかり整えましょう。寝不足、体調不良の状態でうつのはやめましょう。
そして、ワクチンを打ったと安心するのではなくて、逆に『私はインフルをやっつけるぞーー！』と自分の士気をいっそう高めることです。
あくまで、ファイターはご自身なのです。
ワクチンを打とうが打つまいが、打つ前だろうが打った後だろうが、清潔を保ち、よく寝て、しっかり食べて、体調管理とうがい手洗いに努めてファイターの姿勢を崩さぬことです。
そうすると自分の免疫機能も士気が上がり、りっぱな抗体が作られると思いますｖ
さらに、ワクチンを打った後は、身体はそのワクチンから敵の情報を得て迎撃に備えるために、インフル専用の武器製造＆兵士鍛錬に忙しくなります。結果、他のバイキンに対して免疫機能が手薄になります。風邪を引きやすくなったり、アレルギーが出やすくなったりしますので、特に気をつけてください。
ちなみに接種部位の発赤やかゆみ、軽い腫れ。
これはワクチンという敵を捕らえ、尋問し、聞き出し、武器の製造を始めようとして、兵隊さん達が軽い祭り状態になってる証です。正常な反応ですｖ
それでも、
インフルに感染、発症してしまうことがあります。
かくいう私も、正直言っていつ感染＆発症するか恐ろしいです。
頑張ったけどサイパン陥落・・・・・・・本土決戦が始まりそうなときは・・・・もうそのときは、もうひたすら嵐が過ぎ去るまで一週間、頑張って耐え凌ぎましょう（涙）
その他、一般に言われる諸注意。
ワクチンは鶏卵の白身で作られるので、卵にアレルギーのある人は気をつけてください。
アレルギーの有無に限らす、どなたもワクチンを受けたら３０分はアレルギーに気をつけてくださいね。
すこし赤くなったりかゆくなったりしますが、掻いたりかゆみ止めを塗ったりはしないように。腫れ上がったり、熱を持ったり、膿が出てるようなら、『祭り』が『暴動』に変わってる場合がありますので医療機関へ。
打ったその日はお風呂も大丈夫です。
おのおのの医療機関でワクチンについての説明を充分聞いてから、よろしくです。
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