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前から気になっていた高野和明の「ジェノサイド」を読みました。
なるほど、なるほど、賛美されるだけあってめちゃんこむちゃんこ面白くて、一気読みでした。

無数の伏線がひとつも無駄になることなく、綺麗にまとまって織り上がっていく様は見事でした。
説明が専門用語が多く、長ったらしいのにくどくないのが不思議だった。読みやすかった。科学好きの人は絶対目がキラキラするよ!
シリアスなシーン(イエーガー側カッコエエ!)と、どこか間の抜けたシーン(研人wかわゆすw)が交代で現れるので、なんというか、心のバランスをとりながら読み進めることもできました。精神衛生上、いいと思いますw

ラスト60Pあたりの疾走感なんかものすごくて、文字を読み解くっつうのもまどろっこしく、眼球が次の行、次の行を追っちゃう。文字が瞬時に映像になって目の前になだれ込んでくる。マジで手に汗握った!プレデターも怖かったけど空中戦のラストはもっとびびった!
なんじゃコラー!って笑い転げた!www

ほんっと、もう、読んで損はないです。

サイバー戦争、アフリカ内戦、世界の軍需産業、少年兵、人類学、薬学、生理学、科学、歴史、ヒトゲノム、それらが「ジェノサイド」=集団殺戮という恐ろしいキーワードを軸に回転し、人間のむごたらしさと本質をリアルに描いていて、その著者の剣幕にはたじろぎました。
ジェノサイドは人間が誕生してから現代に至るまで続いているという事実。
戦争は今も正解のどこかで続いているという現実。
その事実と現実を知らずに、あるいは忘れて自分は生きている。

コンゴの森、イトゥリの森の蝶の美しさと対比し、読む手が止まるほど凄惨な戦場のシーンが展開され、村人を理不尽に襲撃・略奪する容赦のない描写が続き、先進国の狡猾さと冷酷さが語られ、あまりの酷さに小説だということも忘れて「人間なんか、核戦争で滅びてしまえばいいのかもしれない」と思った。
が、その絶望的な気持ちも終盤、ある形で、いろいろな姿で、救ってくれます。
作中のいくつもの疑問に対するいくつもの答えが、最後の最後にきらめきながら現れてくる、そんな感じです。

あ~、それにしても、アフリカの森って、一度見てみたいなあ。私の背丈なら、ピグミーに混ざっても違和感ないはずだんべさw。。。。
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