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同人要素が多々含まれますので、苦手な方はご遠慮ください。
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おはようございます。

拍手とコメント、ありがとうございます。
スナメリ、まだ実際に観に行ってはいないのですが、近いので行ってみたいと思います。ええ、マリーんワーるドにですね。仲良しの三頭だからできるんだそうです。
あ、小説のコメントもありがとうございます。 改訂したらちょっとくどくなってテンポが悪くなった気がして、気に入らないからって研磨しすぎるといいことないなーと思ってました(苦笑)でも楽しんでいただけたなら良かったです。徹夜だったもんでwすっごく嬉しかったです。作業の甲斐がありました。

私の書く小説、私の好きな本について書いてみようと思います。
ええと、スノッブぶったいや~な記事にならないよう、気をつけます(苦笑)


私は高校生くらいんときに活字中毒になって、その時読んだものが今の基盤になってる気がします。 宮本輝氏や原田宗典氏や五木寛之氏、村上龍氏、そして一番影響受けたのが村上春樹氏です。
高校時代にトータル600冊くらい読んで、すっかり頭がバカになりました。だって学校の勉強してなかったですからwww(まるで月島雫です(´ロ`ノ)ノ)

「本を読めば賢くなる」なんて嘘でw何でもそうですが「やりすぎは単に負の遺産」なんですがw、宮本輝氏の死生観は強烈に心を左右しましたし、村上春樹氏の深層心理(ユングとか知ってると面白いです)の描き方はいまだに自分をとりこにしています。 宮本氏の「星々の悲しみ」と村上氏の「海辺のカフカ」は自分の中の金字塔です。

その後大学で演劇始めてからは、本はほとんど読まなくなって、芝居と映画にのめりこみました。 毎週、プロアマ関係なく芝居を観に行って、毎日映画(これもありとあらゆる国とジャンルのを)を見ていた時期があります。
しかしそんだけ見まくると自分が一体何を見てなにを感じたかなんて、ぐちゃぐちゃに混ざっちゃって忘れちゃって、何も見ないのと同じになりますねwwwwこれまた「やりすぎは負の遺産」ですwwww

丁度、小劇場が全盛期を迎えていた時期で、夢の遊眠社(後、野田MAP)だの第三舞台だの劇団ショーマだのキャラメルボックスだの東京サンシャインボーイズだのナイロン100℃だの大人計画だの……とてつもなく面白いものがいーっぱい揃っていて、日々夢の世界に飛んで行ってましたwww

この頃の戯曲も自分に相当な影響を与えています。 メジャーじゃないけど古城十忍氏の作品は、あの頃まだ認識の薄かったネットの仮想とリアルを題材にしていて強烈でした。「Dブリッジテープ」というホラー小説を基にした某大学の演劇なんかは、あまりの衝撃に私の何かがぶっ壊れ、ターニングポイントになりました。

演劇はオフレコだから「何でも語れる強さ」を持ってますねえ。
本当に表現したいことを規制に縛られずに表現したい人たちは「劇場」に行くわけです。

演劇は戯曲という活字を、動く絵、視覚的心情表現に変換していく作業です。この影響か、語彙の豊かさによる耽美的表現だけじゃなくて、活字からどのような情景や映像、キャラの表情が読み手に浮かび上がるかを重視した書き方をしている自分がいます。


で、仕事しだしてからは……全部ほどほどになりましたw
(あ、そーいやプロ野球に移ったかwそれかw色んなものを好きになっとるなw)

若い頃に吐くほどインポートしたせいか、今は映画も年に一本二本見るくらいだし、演劇に至っては小劇場ブームも終焉を向かえ、ほとんど見てません。 (最後に見たのは日韓合同演劇の「焼肉ドラゴン」というやつで、それはものすごいインパクトがありました。あれは凄かった。目鼻の位置がずれるほど泣いた!その辺の韓流ドラマ・映画と並べたくない程の傑作でした。)

本は、ぼちぼち、気になったものを読んでます。
角田光代氏(森に眠る魚、対岸の彼女、など)とか、さだまさし氏(精霊流し、アントキノイノチ、など)とか、宮部みゆきさん(あやし、ぼんくら等)とか、横山秀夫氏(看守眼、クライマーズ・ハイなど)とか。東野圭吾氏は「天空の蜂」が良かったけど最近読んでないな。 この間、同世代で名前が気になって手に取った「角幡唯介」という人の「探検家、36歳の憂鬱」って本がべらぼうに面白かったです。(読みながら、これは「変な人」と言われる人ほど共感できる本だわと思った)

あとはニュースとかで出てくる問題で関心のあるものの本を取り寄せたり。
今はノンフィクションを読むほうが多くなって、日航機事故とか紛争問題とか、貧困国とか、そういうののドキュメンタリーを良く手に取ります。石井光太氏の「絶対貧困」とか、ルオン・ウンさんの「最初に父が殺された」とか…けっこう衝撃的な内容だけど色んな愛を知ることが出来ます。
日本人は宗教観が薄いですが、他民族のことを知りたいなら宗教をちゃんと知ることも大事かなーと思ってます。英語圏とかキリスト教圏の国が多いですが、キリスト教を少し知ってるとハリウッド映画の見え方が全然変わってきます。とても深いです。
最近読んだ中で抜きん出てたのは「心臓を貫かれて」マイケル・ギルモアの、村上春樹氏が訳した本。これはなんかもー、怖いのか愛しいのか狂ってるのか呪われてるのか…いろいろ混乱する衝撃的な本でした。


ここまで描いててうわーって思ったのですが、漫画やアニメの文化が自分にはとても少ないんです。 漫画やアニメを制限されてた家庭環境だったもので…とてーも辛かった。 あ、でも中学のころは兄メージュとか兄メディア買ってましたwそしてちゃんとコミケの存在も知ってましたwちゃんと同人誌も買ってましたwwwww(←ちゃんと、てwwww)
あの頃の同人て、それこそこそこそこっそり、ちんまり地下活動で…ラジオだけが皆との情報交換の場でよかったよねえwwww
漫画は総じて劇画が大好きです。線の太い、強弱のはっきりしたのが好みです。
もうこれは生理的なものかもですw

絵はこれでも美術部にずっと在籍していたので、いろんな画材を手にすることが出来たんですが、今思う。 なぜあの頃の自分、もっと真面目に稽古しなかった!! ばか者です。油絵も中途半端で終わったしな。
ゴッホや横山大観が好きですが、自分の中の神はカラヴァッジョです。総じてやっぱ狂っちゃってオカシイ人が好きな様子ですwww

しかしもう、30半ば過ぎて見たり読んだりしたものは、たとえジブリであろうとも、どんなに感動して共感しても、多くは自分の体表を流れおちるだけで、若い頃のように身体の奥底までなかなか入ってこないですねえ(´Д゚)
これが人格が出来上がるってことなんだろうなーって痛感します。(人間の人格って、30歳くらいに完成するんだそうです)

幼少期から青年期に体感したこととか、出会った絵とか、漫画・アニメとか、SF映画とか、音楽とか、本とか、映画や演劇や、そういう文化や風俗や芸が一層一層重なって自分の人格の一部を作ってくれてて、それらが今、自分の作品を作ってるんだなあって思います。
若い頃に吸収するものって、大きいですね。

今の私は愛する文化は一つ二つで良いんです。 その一つ二つを読み返し、見返し、考え、反芻するのが一番いいんですよ。 ジパは奇跡的に、無事に自分の心の奥底に入ったわけですが、これから先、なかなかこういった出会いには恵まれないんじゃないかなって思います。大体のものは体表を流れ落ちていくだけです。
でもそれでいいや、って思います。

愛するものが少ないほど、深く愛することができるので、ね(*´ω`)/

絵も小説も演劇も映画も「魂のストリップダンサー」ですが、やらないと精神の便秘になって病んでしまうので、これからも恥などかなぐり捨ててやっていきますwww


お返事、閉じておきます。請う反転(*´ω`)/ 

ヨー○様
いつもありがとうございます。
こんな感じの読書遍歴です。すいません、くどくてwよかったら密林で探してみてください。中古ならけっこう安く手に入りますし。ジャカランダ、けっこう強い木なので、もしも苗が手に入ったら植えてみて下さい。うちのはこの猛暑もへっちゃらですくすく育ってます。さすがアフリカ原産の木です。あと、グル松は続きの「その歌に君を閉じ込める」っていうのがあるんですが、けっこう哀しい話ですが、そっちも自分はわりと気に入ってる話です。良かったらupしますよ。こそばゆい、もったいないお言葉、嬉しかったです。ほんとにありがとうございました!

り○様
いつもありがとうございます。
スナメリw三頭というだけでネタを探し出してしまいましたwなんでもネタにしてしまいますw
うちの発表会、今日なのですが…雨女なもんで例外なく、雨が朝から降っておりますw野外ステージなので延期になるかもですwダンス、相当楽しいようで、見てるこっちも元気になります。私は運動オンチなもんで、身体を動かす楽しさを知ることができていいなあって思います。やすかわくん!なんですかそれ!www探してみますwww
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スナメリ♥♥
マリンワールド、懐かしい!私は高校まで県民でしたよ~ヽ(^0^)ノ
なぐもさんに更なる親近感です。
スナメリの動画を見ましたが、いいですねぇ。
三羽で妄想しちゃう気持ち、わかります!!ふふふ♡
元ネタが分かるとより楽しめますね♥

オススメの小説、教えて頂いてありがとうございます。
海辺のカフカは学生の頃読んだと思うのですが、
全くストーリーとかの記憶がないです(^^;)
また読んでみます♪

なぐもさんの言うこと、わかるなぁ。
私もなかなか自分の深いところに入ってくる作品ってあまり無いです。
この年齢になって、ジパングに出会えたことは本当に宝ですね!
ダンナが面白いって言うので読み始めたんですが
まさか原作を超えて私の中でこんな事になっているとは思ってもいないでしょう(笑)
ヨーコ| | 2013/08/26(Mon)19:44:55| 編集
お返事遅くなりました
長くてみょうちくりんな文章にお付き合いくださり有難うございます。・゚・(ノε`)・゚・。
ほんとうですか!まさかこちらにいらした事があったとは!wとういことは、こちらのローカルなお話も伝わるということでしょうか?嬉しいですv
村上春樹のカフカ、読んだ事もおありなんですね。あの終盤の、2人の兵隊さんのあたりとか好きでしたねえ(*´ω`)/ 
ご主人が好きで勧めてきて…って良くあるパターンですよねw私の場合は友人の旦那の勧めでしたが…まさかこんなことになってしまうなんて…私もジパにはまるまでBLはおろか、同人やったこともなかったですから。コスもやったことなかったですから。人生は一寸先が闇ですね(笑)
ご主人、どえらいものを見つけてきてくれたものですね!(私は語れる方が出来て超嬉しいですが!)

創作にしてもなんにしても、やっぱ子供の頃に吸収したものの反復でしかないような気がします。私の場合、思いついたアイデアも、大抵子供の頃に吸収した元ネタがあったりします。三つ子の魂百までと言いますが、子供達が好きな遊びも微妙にみんな違ってて、アンパンマンにしても好きなキャラが違いますもんね。存分にアンパンマンに浸かってる今の子達って、今後これがどう味付けされてアウトプットするんだろうなあって思います。

コメント、本当にありがとうございました!!
なぐも| | 2013/08/30(Fri)00:08:38| 編集
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