↑このひとのように背の高いケースでは、立位になると静脈内圧が大気圧に勝ってしまうため、点滴スタンドを高位に設定し、可能な限り高いところから適下させなければならず、ちょっと面倒くさい。(上の絵の高さではち~と足りない)
スタンドが高いのを忘れて入り口の壁や、ベッドサイドのカーテンレールに激突させてしまい、そのたびに「角松さ~ん!危ないですよ~!」とナースから叱られるのである。
某所で、大東亜戦時の陸軍、衛生兵の中身が展示されているサイトを教えてもらったのですが、そこがとっても面白くて!なんとゴムまであったし!!商品名=『突撃一番』!!(←一番喰いついたのモチロンこれw突撃~~~!)
いろいろな医療器材がきれいなままで残っていて、ルンバールセット(三方活栓が金属でできてたけど、機材の形状が現代のものとまるで一緒だったよスゲエ!)まであってびっくりでしたが、なんせ塩化ビニールやプラスチックの製品がない時代で、当時の苦労がしのばれました。気道確保のカニューレなんてないから、即気管切開だってよ!恐ろしいよ!……涙。
そんでその話を仕事場の医者に話したら盛り上がってしまって盛り上がってしまって…www
「点滴装置ってサイトの中で見かけなかったんだけど、どうやってたんですかね?ルートとか滴下筒とかってどんな素材だったんですかね?」
って話したら、
「点滴装置が発明されたのは朝鮮戦争以後だよ」
って言われた!
え……?!
がちょン(←敬意をこめて)
「だって俺が習った爺医者が言ってたもん。昔は大量に輸液したいときは、リンゲル液を30ccずつあちこちに筋注して、マッサージして吸収させてたらしいよ。」
ぎゃー!いたそう!!
気絶しちゃうそんなの!
静脈注射って一度に大量に入れたら心臓や血管に負担がかかってしまう。なので、もし入れるなら医者がず~っとつきっきりで注射器をつかって注入するしかなかったらしい。どんだけ手間かかるねん!
点滴って単純な装置だけど、そんなに歴史が浅かったとは…。
「あの点滴装置の開発で、爆発的な数の人命が救われるようになったんよ」
ほんとやん、ほんとやん。
点滴なかった時代って悲惨だったろうよ。。。しかもそれに戦争が重なったわけだから。水キてんてーとか、よく助かった人がいたもんだよ。
まあでも、ジパの小道具のアレコレはええやん、て思う。
グルちゃんのカメラがライカの何年モノで、時代とずれていてもアリだと思う。
だって点滴が出てくるほうが萌えだし、ライカはあのタイプが一番かっこええからwwwwwお話はかっこよくなければねvvvvvv
(うちの医者の話もあやしいのでw、現在本当の話かどうかウラを取ってますが……資料がマジでない。知ってる方がいたら教えて下さい)