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「威嚇の名にひそむ、明確な殺意。」
だとよ。
うぬぬぬぬ・・・・煽られますな。
みちゃんがイッチャッテルような顔で砲撃開始を告げマシタ。
怖エぇ・・・・。
無数の砲撃音
腹に響くような衝撃が、杉本たちの漕ぐ手を止め振り向かせます。
単艦の、すでに小さくなった黒い艦影が見えます。
彼らの胸をわしづかみされるような想いが伝わってきます。
そのころ大和艦内では。
草加がゆっくり、ゆっくりとプラグを元の配置に戻していました。
最後の一本。
焦る思いを抑えられない角松。
それとは裏腹に冷静なままの草加。
草加の見えない左目が、ここで一つ目の『流れの変化』を生む。
手から最後のプラグが足元の水面に滑り落ちます。
プラグの落下と同時に、一斉に落下してくる砲弾。
雨アラレの様に降り注ぐ砲弾の威力は凄まじく、遠く離れた杉本たちにも巻き上げた海水を降り注がせます。
面の激しい描写と対照的に、艦内では『ふたりの交戦』がじりじりと静かに展開されていきます。
水中から見つけ、拾い上げたプラグをニッコリと角松に見せる草加。
あまりの焦らしと余裕ぶりにしびれをきらせた角松は、
ついに叫びます。
「急げ！草加ァ！！」
（草加ァ！って・・・・・・この『ァ』が松の特許権でいいよな・・・・ｖ）
その叫びと共に艦に命中した砲弾。
艦全体を大きな衝撃が襲来。
倉庫内は大きく攪拌されるように揺り動き、最後のプラグは再び草加の手から落ち、角松は弾け飛ばされます。
角松の思いと裏腹に、なかなかそこに戻ろうとしない最後のプラグ。
流れは草加に味方し、角松の思惑からは離れていくようです。
そして次の砲撃の衝撃で、さらに艦内は大きく振動。
軍刀と銃を握りしめたままの角松は、左側頭部から壁に激突。
激しく頭を打ち付けて一瞬気を失いかけます。
（血！血が出てるよ！！松！うわわああ！
・・・・・・読んでるこっちは一気に血の気が引きました・・・・）
しかし目を開ければ、一方の草加はしっかりと立位保持。
良く見れば、しっかりと脚に支持ロープを括りつけているのでした。
し・・・したたかーーー！
さっき（最初のとき）プラグ落としたの、わざとだったんかい！
これやるためだったんかい！
（そ・・そのロープはどこから？？）
さすがすぎて、おもわず悪態つきかける角松に苦笑。
確かに軍刀もってちゃね、手が空いてなくちゃね。
しかし悪態つく間もなく、角松を次なる危険が襲う。
激しく振動し続ける艦内。
倉庫内にあった巨大な木箱がずり動き、
その鋭い角を向け角松に迫り来る。
息を飲む角松。
そこで次週もちこし。
（ギャア！）
アレよね、この持ち越しのされかた、けっこうされてるから（笑）高を括っちゃうというか・・・・大丈夫なんじゃね？みたいな。草加の用意周到ぶりに比べて角松の計略は明確でないですが（ちゅうか、直球ハートでガチンコな人だから、計略なんてぶっちゃげないんじゃないかと思うｗｗｗ）、そこは臨機応変に長けたひとですからなんとかなるかな、とか思うし、寸でのところで木箱は停止するかな？みたいな。
え？
違うの？？？
頭打って血が出たのを見たくらいでオバチャン失神しそうだったので、もしこれ以上怪我したらカアチャン心臓が持たないよ・・・・・・ごほごほ・・・・頼むよまっちゃん。
とか言いながらも、
脳震盪起して「う～ん」てうっすら片目開けてる顔はムチャクチャ可愛くて激萌だし（ハアハア・・・）、そんでもって流し目で草加の姿を探してるコマは、これまたッ！！！！濡れた額にこの目！！これちょ・・・・やばすぎる・・・・！
セクシー度の最高値はじき出してね？！
測定不能じゃね？
すげーー！
ハァハァハァ！！！
スカ/ウターぶっ壊れたっ！！！
さすが御大！（南無南無・・・拝むしかない）
色っぽすぎてあたしにもようやっと『春満開』が来たかと思った！
あおうえお！
今日は奇しくも『啓蟄』じゃん！！！
そりゃ春だよ、春なはずだよ、冬眠終了だよ！
みんなでハァハァしなきゃナ！
（・・・台無しな感想になりました・・・ゴメンナサイ・・・
いまから校正＆製本やります。サイナラッキョ）
