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目次にさ、「別れのとき」って書いてあるから、ものすごくぎょっとした上に、
「儀式めいたことは嫌いなあなたが・・・」という麻生のセリフ・・・。
もお・・・やだやだ・・・涙。
「再会」を誓う米倉や杉本は、きっと無事にみらいと再会できそうだけど・・・な。
なんかもう色々不吉な描写に見えてしまって・・・。
人間が生きて来たのを一番実証するものって、
日常生活そのままの姿じゃないですか?
たとえば事件が起こったときに、よくテレビに映し出されるのが「ベランダの洗濯物」。
その人が使ってた食器とかスプーンとか・・・・・・・。
杉本の、家が更地になった跡の小ささに驚くって、私も体験したことがあるのですが、
あれ、本当に小さく感じるんですよね。
人間て、こんなちっこい場所で満足できるんだ、って私も思いました。
二次元の限られたスペースに柱が打ち込まれ、空間が生まれて、
そこにいろんな物が持ち込まれて、大切な人が寄り添って、
いろんな会話とか思い出が織り成されていって、
疲れて帰ってきたり楽しんで帰ってきた想いを、家に吐き出して溜め込んでいく。
そういうものが狭い二次元スペースを超えて、家という空間を無限に広げていくわけですよ。
家、生活空間て、そこで暮らす人のすべてが凝縮してると思います。
つまり、それほど「みらい」という場所は彼らにとって凝縮された場所であり、
何もかもいっぱいいっぱいに詰め込まれて膨張して、
すべてを孕んでくれている存在なのですね。
それを上空から見て、
こんなに小さい存在だったのかと、
自分達の生きてる軌跡も存在自体も、
すんごく儚げなことだと実感したんだと思います。
そしてそれは杉本が言うとおり、それってとてもいじらしい・・・。
そのみらいの上を、撫でるように旋廻したのか・・・・・どんな気持ちだったんだろ・・・・・。
そして思いを断ち切って再び向かった大和・・・ですが、
思い切り攻撃受けてて「男たちの大和/YAMATO」を彷彿とさせちゃうんですけど。
あの映画みいな悲惨な戦闘シーンが始まるんだろうか・・・。
でもその前に大統領が動き出しそうですけどね。
すんません、今回はここまでv