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ここにきて、
杉モッチャンがここまで見事に松の事を語ってくれるとは思わなかった!
だってかつては
「おっかねえ~!怒鳴られるかと思ったぜ!」
と
ビビる部下その1だったヤツですよ?
この3ページの描写を読んでもなお、
松のやってる事が解せない人はいるだろうし、
松に対して共感をもてない人もいると思う。
それはそれで良いと思う。
その松の姿勢というかスタイルというか、それこそ「自己責任」の取り方も含めたあり方と、草加少佐のあり方とのガチンコを見て感じるものがあれば、いいんだ・・・よね?!
39ページからの二人のシーンは、最初読んだときはたっくんの「ふたりきり」とか「懐かしい」とかの言葉が、あまりに『ハネムーンのあの日々を語る二人』という感じでヌフヌフ笑ってしまったのですが、改めてもう一度読んだら・・・・・なんだか切なくて泣けてきた。
二人ともいい顔してるなあ・・・・。
ホント・・・・いい顔してる・・・どのコマも。
「根無し草でも幽霊でもないと討論の挙句殴りあった」
と言って懐かしがるたっくんは、本当に幸せそうに笑う。同様に束の間逡巡し微笑む松は、表情を切り替えて言い切る。あの時俺は間違っていた。
「俺達は幽霊なんだよ」
そして沈黙。
二人の足元には鏡の様な黒い水面と、二人が出会ってしまったが故に生まれた最終兵器が、暗い影を落としている。
「きさまに話していないことがある」
松は何を話していないというのだろうか?
意外と大したことない告白なのかも知れない。
引きずったまま、次週持ち越し。
ぬおおお~~~!何だ?何だ?
内地の事か?
一個浮かんだのは、
角松の父親がもう「この日本」には生きていないという事実。
だって、「俺達は幽霊なんだよ」という台詞に繋がる秘密と言ったら、コレしか浮かばないんだもん。この事実はマレー旅行の後、「石/原莞/爾に会いに行く~v」とたっくんが松の目前から飛び立って行った、あの後に発生した事件で、たっくんは周知していない可能性が大。
しかも決定的なパラドックス。
他のクルーの家族がどうなってるかは未確認だが、
何らかの形で影響が出ている可能性は大。
でもここでこの話を持ち出したからといって一体どうなるのだ?w
『回収』できなかった人を除いて、殉職者の体ごと全部をみらいに連れ帰る行為、これ、後に何かの伏線になるんだろうか?・・・なりそうにないか。戦後の日本人のカタチを(良くも悪くも)表現したに過ぎないか・・・?
で、一方、
無人走行となった大/和。
問題は、無人となった戦艦に対してみっちゃんの艦隊がどう動くか?なのですが・・・・・砲撃するのかな?え?そこまで○○?(笑
先日の計算じゃないけど、射程距離として2、30キロは保つとして、1時間たらずで至近距離まで近づける。乗り込むという手もあるのかな?・・・無理か・・・・・・海賊じゃあるまいし・・・・・wwwどうやって乗り込むっていうんだよ?
それとあと。
あえなく私の妄想は消し去られました・・・・・。
栗・・・・退艦・・・ならぬ退場しちゃった・・・・。
余計な事するなよ(笑!
この後、あっさりみらいに帰り着いちゃうんだろうなあ・・・・・。
でも、38ページの上官を後姿を見つめる部下達の姿は・・・泣けました・・・。
杉モッチャン、ホントにありがとう!
アンタ大好きだ!!!